眼力社の2月の初午、月参り

伏見稲荷、眼力社への一番寒い2月の月参り情報。

眼力社の2月の月参り
凍った手水 大掃除された道脇 春を待つ梅の花

ひしゃくも凍る二月の月参り

ひっそりと静まり返った早朝の静寂

元旦の正門●2018年2月中旬 午前8時ごろの稲荷山登り口

二月の月参りは一年のうちで最も寒いお参りになります。 ダウンジャケット、ニット帽、滑らない運動靴を装備していくことをお勧めします。

季節柄陽が昇るのが遅いため、早朝に行くと薄暗く境内はキーンと張り詰めた空気が立ち込めています。

2013年までは初詣客で混雑するのは初午(2月初旬)まででしたが、最近は観光ブームで正午を過ぎると人出が多くなります。 そのため私は平日の午前8時に出かけました。多分土日の午前中でも同じかと思いますが7時~8時台がおすすめです。

紫や水色の袴を穿いた神主さんがお勤めに山に上がって行かれる姿も見かけられました。こんな景色そうそう見られるものではありません。

2018年1月1日の初日の出

澄んだ空気を独り占め!寒い日のお参りの特権。

凍り付いた手水

その前に手水で手を清めないといけませんね。誰もいない手水の竹が凍り付き写真の様になっていました。

意外と無関心な方が多いですが、手水で手を清めた後は必ず手を拭きましょう。濡れた手は不潔ですし、あかぎれの元にもなります。手を振って周りの人に散らすのもマナーとしてよくありません。神事ですので必ずハンカチかタオルをご持参ください。

人気のない本殿

境内にも人が居ません。午前8時なら屋台の骨組みで露天商の人たちがあわただしく準備を始めるころ。外国人のツアー観光バスもまだ到着していません。またこの時期は入試のシーズンになるので修学旅行生もいないようです。一番寒い時期だけに人が少なく歩きやすい特典を得られました。

人のいない2月の境内

広い空と自分。掃除の人が地面を掃くほうきの音が静かに聞こえます。旧暦で言えば新年は初午(はつうま)から。この広く澄んだ空に今年はどんな抱負を掲げましょう。



本社のお札をいただくならこの時間帯です

本社のお札を買うならこの時間帯を

縁起物もこの時間帯なら落ち着いて選べます。行列もありませんし、人とぶつかることもありません。神主さんも巫女さんも穏やかに対応してくださいます。観光で来られるならぜひ早朝をおすすめします。

まだ開いていない京屋

稲荷山山中は観光客も居ませんが飲食店も開いていません。多分一月の初詣のお疲れからでしょう。夏場や秋口なら店の前を掃いている店員さんもこの時期はお店の中で準備中のようです。

今年のお正月は一体何人の人がこの石段を踏みしめ願掛けに出向いたのだろうと考えると、人の世の欲の多さを感じつつ、思い通りにならないのもまた人の世のあるべき修行の姿なのかと考えさせられます。

西村亭下の石段と神主さん

そんな中でも努力と信仰ある人の元には必ず幸運が訪れているのだろう、、と顔も知らない「同志」たちの幸せを祈ります。

人通りが少ないので神秘的な撮影ができそうですが陽射しがなく暗いです。三脚を持って来ての撮影がおすすめです。もちろん通行人へのご配慮もお忘れなく。


新池と熊鷹さん

新池の日の出●旧暦ではこれが
初日の出かも

途中、大きな池があります。熊鷹社(くまたかしゃ)裏の新池です。今年はさすがに凍ったようです。鴨や亀はどこに行ったのでしょうか?

ほとんどの人がご存じないようですが新池で手を合わせると無くしたものが返って来ます。またいなくなった人に再会できると言われています。探し物がある方はぜひ新池に手を合わせてみてください。職探しにも吉運を授けてくださいます。

お賽銭は熊鷹さんへ。お礼参りもお忘れ無く。

凍る新池

熊鷹社も古くからある神社の一つ。女将さんかご主人がろうそくを売ってくださいます。熊鷹さんは眼力さんとはまたひと味違った大きな大きな愛を感じる神様です。新池の静寂と相まってここに来るとこの先自分自身がどう動くべきか考えさせられます。

眼力さんに到着しました

氷漬けのひしゃく

手水のひしゃくが氷漬けになっています。飛び散った水が凍って地面が滑りやすくなっているので狐さんの手水に写真を撮りに近づく際は足元に注意してください。参拝中に起きたことは全て自己責任になります。自分の身は自分で守るが鉄則です。

手水下のこけも凍っています。光って綺麗ですが近づく際はくれぐれもご用心ください。

火消バケツの水も凍っています

消火バケツの水が中まで凍っています。今年2018年は50年ぶりの寒波と言われる寒さでしたのでこうなりました。通常なら2月でも消火バケツの水は表面が凍る程度、山上でも3度くらいが平均気温です。

マッチの本数が、こんなに寒くても絶えることなく参拝に来続ける人の多さを物語っています。

眼力さんの柱の名刺

見えますか?柱の木の割れ目に名刺がたくさん刺さっています。お正月に来た参拝者が置いて行かれたものです。願掛けの一つなのでしょう。

名刺刺しは願掛けのひとつ

この光景は稲荷山ではどのお社でも見かけられますが、皆さん商売繁盛を願う人が多いということですね。

出世祈願、家内安全、良縁結び、新規発案まで。あなたに必要なすべての願い事を眼力さんは叶えてくださいます。

眼力さんのみどころ情報